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2014年12月1日(月)

 ワークショップ第1回目 《移住作戦その@ 見る、知る、聞く》
 
まめってぇ鬼無里で古民家の改修をやってみたい!!とずっと思っていて、空き家は山ほどあったけどなかなか話が進みませんでした。そこへ、古民家に住んでみたいという人が見つかり、自由に改修しても良いよという持ち主が現れ、セルフビルドの知恵を持つ小池さんと出会い、古民家を1軒改修できることになりました。
 
今回の最大のポイントは「過疎化地域における人口増加策として空き家への移住を進める際、薪を使った生活の可能性を探り薪ユーザー増加に伴う地域林業の活性化と地域の活気を取り戻すことを目的として、その可能性を調査すべく、古民家を改修し、その家をモデルルームのように活用することで、移住を考える人たちへアピールする。また、その様子を一般公開しワークショップなどを開催することで今後の可能性も調査する」・・・という難しいことを考えて、補助金を長野県からいただきました。
 
その難しいことの報告は、最後に行うとして、皆様には、改修工事の様子(主にワークショップ)をこちらで報告していこうと思います!!
 
というわけで、1回目は、何はともあれ鬼無里の現状をお話したり、この計画の大まかな流れや思いやしくみなどをお話し意見を聞いたりしました。

こちらが、改修前の茶の間になります。(平屋です)
急ごしらえの炬燵に入りながら、それぞれの思いも伺いました。
セルフビルドに興味がある人、これからセルフビルドをする予定のある人、鬼無里に興味がある人、鬼無里に住んでも良いかな?と思っている人などなど。
そして、実際に家の中を見て回りました。
小池さんが、事前に天井裏を見てくれていて、「良いんだよ、この家の天井裏」
と教えてくれました。
「見る?」と聞くと、
「見たい!!!」と参加者。
ということで、

話し合いだけのつもりが、天井を剥いでみることに。

そして、登ってみることに。
残念ながら、天井裏は真っ暗で、写真がうまく取れなかったのですが、しっかりした床が貼られている部分があり、わくわくするような天井裏でした。
鬼無里では昔麻産業が盛んでした。麻を育て紡いで畳糸などに仕上げて出荷していたのです。この家の天井裏は、今でこそ天井裏ですが、昔は麻を乾かしたり、麻仕事に使われていたのだそうです。だから、人が歩けるようになっていました。
「これは、壊したり、隠したりしたらもったいないね」ということになり、次回、もっと具体的に、改修の完成図を作ることにしました。もちろん、「この天井裏をどう活かすか」が宿題です。
ちなみに、この家は築100年ぐらいだそうです。私たちが目指しているのは、100年前の姿も垣間見れて、なおかつ冬暖かく過ごせて(これが一番大事だったりする!!)、なるべく薪や木質バイオマスで生活できる家に改修しようとしています。そして、その改修には、地元の材木や材をなるべく使う予定です。
第2回目につづく・・・
                                            《まき》

 


 
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 担当/古畑
   

 

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