〜第4回目〜

 

 ・・・ないものはたべない・・・ 旬で「ないものはたべない」 安心で「ないものはたべない」

山々に囲まれた谷あいの「村」鬼無里。
そこでは、いくつもの季節があり、旬がはっきりしています。
『きなさのごはん』では季節ごとに今ある旬菜を活かしてつくる
(ない野菜はあえて使わない)食事を提案していきます。
旬の食材をふんだんに使ったごはんを食べながら、
日々の「ごはん」について、ちょっとみんなで考えてみませんか?

 

平成23年2月6日(日)

4回目となります「きなさのごはん」冬のランチ会。

秋の時点で、「冬は雪も深いし、やらないかも・・・」なんて言っていましたが、「ないものは食べない“きなさのごはん”。食べるものが少なかったはずの昔の冬の鬼無里はどうしていたんだろう??それを体験せずして良いものか??!」(゚o゚;)ということになり、

予定通り、冬のランチ会も開催することになりました!!

冬の遊びも堪能してもらおうと、子どもたちには、「雪遊びができる格好で」と呼びかけ、そりコースも作りました。

といっても、ただ「歩く道」と「そり用の道」と分けただけの、理事長宅入り口の坂道♪

当日は、大人が21人。遊べそうな子どもが5人。(よちよち歩きぐらいから、抱っこちゃんが4人)と、大人多目のランチ会になってしまい、

一番喜んで外で遊んでいたのは、スタッフの子どもたちだったようです♪

 

さてさて、今回のランチメニューのメインは『ひばの粕汁』

『ひば』とは『干葉』と書きます。干した葉。鬼無里地方では主に「野沢菜」を天日に干して乾燥させたものをそういいます。

保存も利いて、栄養もたっぷりです。

それを体温まる粕汁に入れて食べるのが、鬼無里流の冬の過ごし方です。

主食には、かまどで炊いた白米も用意しましたが、囲炉裏端でおやきを焼くことにしました。

おやきを、「ほうろく」で焼いて、火の回りに置いた「ごとく」という(または「わたし」とも言います)道具の上で温めます。

昔は直接「灰」の中に入れて、灰焼きをしたそうです。

囲炉裏の隣では、

大人に混じって子どもも、せっせと「おやき」を丸めます♪

干葉の粕汁は

外で炊き出すことにしました。

 

料理の感想は・・・?

料理はもちろん美味しいのだけれども、寒い冬に大勢で、囲炉裏を囲みながらの食事に参加者のみなさんが本当に喜んでくださいました。

そして、今回、地元のおばあちゃんに声をかけ、講師として参加してもらいました。

長年の知恵、鬼無里のおばあちゃんから直接教えてもらう機会というは、貴重な体験でした。

おばあちゃん。まだまだいっぱい知恵を持っているので、今回聞き出せなかったところは、今後どんどん聞きだしていこうと思います!!!

 

主催:NPO 法人まめってぇ鬼無里
後援:ママの元気応援隊“de−ji”

 

 

冬のランチ会 募集のちらし(PDF)はこちら。





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担当/古畑
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 きなさのごはん

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