*** あるものを食べる *** 

『きなさのごはん』では、鬼無里のその季節にある食材を工夫し食べます。

素材から時間をかけて作られた手作り調味料や、旬菜を活かす
(ない野菜はあえて使わない)食事を提案していきます。

シンプルな本物の味を、目で、鼻で、口で、手で感じながら「いただきまーーす」


の食材をふんだんに使ったごはんを食べながら、
日々の「ごはん」について、ちょっとみんなで考えてみませんか?

そして、『きなさのごはん』で感じたことを、あなたの日常に取り入れてみませんか? 

 
 

2014年2月11日(祝・火)

 第12回目の『きなさのごはん』を開催しました。
 今年は「冷えとり」をテーマに開催しています。
 
 今回は、“冷えとりの会のふとまある”の根本洋子さんと一緒に献立やお伝えすることを決めまして、「冷え取り健康法」と「きなさのごはん」の良いところを混ぜ合わせる感じで組み立てました。
題して、
「めぐらせ方のコツ」
ごはんで、カラダの中の循環が良くなり、温まりますよ〜うに!!
 
    
 2日前の大雪で、

「下横前」(理事長のお宅)も、たくさんの雪が積もりました。
でも、空は快晴です。
今回のメニューは、
・豆乳味のおぶっこ
・豆のサラダ
・根菜類のオイル焼き
・おから(卯の花)
です。
おぶっことは、郷土食で、小麦粉と水をうどんのようにこねて、平たく伸ばして幅広に切り(ほうとうのような感じ、すごっく太いきしめんって言ったらわかるかしら?)お味噌汁の中に入れます。それを、今回は豆乳味にするのですが、
おぶっこの具と、サラダの具と、卯の花の具は、きなさのごはんで学んだ「重ね煮」で作ります。

 
        
 

今回用意できたのが、白菜、じゃがいも、玉ねぎ、干しシイタケ、大根、長ネギ。
それを、順番に、重ねていきます。
重ね煮の定番でもある「にんじん」がどうしても用意できませんでした。
「ないものは、食べない」の軸はブラさずに、今回は、にんじんをあえて使わずに作りました。
「1年中にんじんを食べるには、どう耕作したらいいか〜」ということも考えられてよかったです!!
そして、おぶっこ部隊は寒い中・・・

こねこね・・・
       
こねこね・・・

製麺機を使って、伸ばして、伸ばして・・・
     
切る・・・ところ、写真を撮り忘れてしまいましたが、おぶっこが完成です。
小さい子中心に、とっても頑張ってくれました!!

かぼちゃと、にんにくと、たまねぎと、じゃがいもは乱切りにして、

玄関の中に設置した簡易ピザ窯に投入。
     
豆のサラダもできましたよ。
重ね煮は、コロコロに切った大根と玉ねぎとじゃがいも。
そこに、コロコロに切って茹でて酢でしめた赤大根を加え、豆も。

メンバーの家でそれぞれ茹でて来られた豆たち。
白小豆、花豆、大豆、黒豆、くらかけ豆、ささぎ豆。
花豆は、おぶっこにお嫁に行きました〜。

今回、豆が多目に使われているのは、
この時期に豆を食べることが、冷え取りにつながるからです。
 

基本的には、旬のものを頂くという考え方で良いそうですが、「季節に合った薬穀」を上手にいただくと、臓器の毒出しができるそうです。
「冷えをとる」ことを「毎日のごはん」と一緒に考えると、とってもおもしろそうです。
機会があれば、薬穀料理もいいかな〜と思いました。
 
今回も、たくさんの方にご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
冬だからかしら?とっても静かで、落ち着いたきなさのごはんとなりました。
・・・ゆっくりと時間が過ぎていたおかげで、写真を撮り忘れていますが。
 
また、次回も、お楽しみに!!
                                            《まき》


vol.12冬のランチ会のチラシはこちら!!

 

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 きなさのごはん

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