里山くらぶ


 
2015年8月1日(土) もりがーるが行われました。
 本日は、「きらめ樹間伐」と共催で、林業体験を行いました。
 
 きらめ樹(皮むき間伐)とは・・・
放置され枯れかけている人工林を、きちんと手入れして健康な森に戻してあげる作業で、
NPO法人森の蘇り が提唱するプロジェクトのひとつです。
「皮むき間伐」とは、木の皮をむいてゆっくり立ち枯れさせ、1〜2年後乾燥した状態で間伐します。女性や子供でも簡単にできる画期的な手法です。
皮をむくこともさることながら、伐倒した後に引きだす作業も、
女性や子供でも簡単にできるそうです。
  
 まめってぇ鬼無里の 里山くらぶでは以前にも行っていまして、その時の様子は、
こちら http://mamettee.org/satoyama/140619satoyama.html 
をご覧ください♪

 午前中きらめ樹間伐の体験で、
午後は伐採作業を行いました。

 普段はチェーンソーを構えている、もりがーるたちですが、
今日は、竹べらです!!
  
 初めての体験に楽しそうな参加者の皆さん。
 
 
  
 

  「きらめ樹間伐」ならではの、風景ですね〜。
 

そして、午後は、伐倒作業をこなしました。
2年前に皮むきした木の伐倒では、
木が軽くなりすぎて(立ち枯れしているため)プロでもうまく倒すのが難しいようでした。
ひかっかって倒れなかった木は、仕方がないので、自然に落ちるまで待つことにしました。
うまく倒れそうな木を見つけて、もう1本倒してみて、
持ってみると、本当に軽くて驚きました!!
 
一緒に企画をしてくれた、きらめ樹間伐担当の、ベッカライ麦星の鈴木さんが、Facebookのページで紹介してくださいました。
下記に転用しますので、ご覧ください♪
Facebookを利用している方は、検索してみてくださいね!!
(8月1日の投稿です)
   
 長野市の『NPOまめってぇ鬼無里』さんの『もりがーる』イベントに行ってきました!
午前中は同NPOが林業体験に使っている杉林での「きらめ樹」。残っている杉は全部皮をむいていいよ?ということで、小さなお子さんをおんぶしたお母さんも皮むきに没頭。背中のお子さんが大人になるころ、長野の山はどんなでしょうか。
午後はお待ちかね、2年前に「きらめ樹」した杉の伐採です。
山のベテラン、ユキさんが「伐ってるそばからこんなにオガ粉がでるなんてだいぶ乾いてるね」とチェーンソーをいれていきます。
いよいよ伐倒?!と思いきや、軽すぎて正面の木にひっかかって倒れません。切り株からはずしても地面に立ったままです。
「そういえば富士宮ではひっかかった木を滑らせる板を下に用意してたっけ…。」
私のイメージにあったのは軽くなった木をみんなでワイワイ担ぎ出す姿だけ。倒れなくては話になりません。
「生木ならぜったいかからないんだけど」とユキさん。風で自然に外れるのを待つことになりました。
仕方がないのでもう1本。絶妙なコントロールで木と木の間をうまく通していただき無事成功。
思ったとおり人力だけで動かせます。林業に携わっている友人も「重機がいらないのが自然に優しい感じですごくいい!」と言ってくれました。
この後「きらめ樹」して1年目という木も比較のために伐りましたが、触ると切り株が少し湿っているのがわかりました。
2年目ものはすぐ製材できるレベルとユキさんのお墨付きをいただいたので、こちらは今回の古民家改修用の材として購入させていただくお願いをしました。
それにしても、2年前はまさか飯綱高原の店を離れるとは思ってもみませんでした。幸か不幸か、自分たちで皮むきした木で自分の店を作ることになるとは…。
鬼無里の木が少し離れた安曇野へ。
今日おんぶされてた子どもがおじいちゃんになった頃にも、麦星の新店舗になる古民家がまだ残っているといいな?。

 


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